【EDH】コマンダーナイトの実績Aを1ゲームでコンプする話
【EDH】コマンダーナイトの実績Aを1ゲームでコンプする話
ぼちぼちお店で紙マジックできるようになってきた昨今、コマンダーナイトなる試みがされてますね。
https://mtg-jp.com/events/detail/0000037/

実績表と追加ルールを使って比較的マイルドにEDHやりましょう、と。
コンセプトは分かるけど実績とルールが実装ガバガバで残念です。
ガバには目を瞑ってゆるふわEDHを楽しむのが正道なのかもしれませんが、こちとら命題には解答を与えたくなる人種のため。
20の制約を潜った上で15の命題を1ゲームで達成する方法をメモしておきます。


今回の使用ジェネラルはイーサーン。追加ルールが生物コンボに有利すぎるため。
適当に無限マナ無限ドローまでやってから実績を考えます。

ドロー不可のときは3以下生物、6以上生物、土地を無限にサーチするのがゴールです。土地を枯らしてから《苔汁の橋》を無限に回せば全てのスペルにアクセスできるので無限ドローと同様のことができます。

墓地追放ルールのときは、無限マナ無限ドローのあと《出現領域》を起動してから始めます。瞬速無限《永遠の証人》により、追放スタック回収でルールを無視することが可能です。

前置き終わり。では各実績の解除方法。

・統率者のゲームで1勝する
がんばりましょう

・伝説のパーマネントを4つ以上コントロールする。
《放浪の吟遊詩人、イーサーン》《迷える探求者、梓》《ガイアの揺籃の地》《ニクスの祭殿、ニクソス》など

・1回のゲーム中に、1体のプレインズウォーカーで異なる忠誠度能力を3つ使用する。
無限《内にいる獣》+《三なる宝球》でロック決めて強引にターンを経過させて達成。
正直、無駄にゲームが長びくため良くない。

・残りライフ1点の状態でターンを始めて、終える。
《古えの墳墓》とフェッチが無限に使えるので、適当に調整可能。
上述のロックを決めていれば頓死リスクも低い。
《破滅の終焉》などで適度にパワーを調整して殴ることで、他3人にこの実績を奢ることも可能。

・1ターン中に、自身に6点以上のダメージを与える。
《古えの墳墓》を3回起動すればOK。

・1ターン中に、クリーチャー1体のみで 20 ダメージ以上を与える。
《破滅の終焉》X=20

・占術2以上を行う。
青ければ《定業》で良いが、そうでなければ専用のノイズを混入させるしかない。クソofクソ。
今回導入したノイズはこちら。

《突き止め》1G Sorcery
占術3を行い、その後あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それがクリーチャーや土地であるカードなら、カードを1枚引く。

・1回の戦闘フェイズに、トークンでないクリーチャー7体以上で攻撃する。
普通に達成可能。

・すべての対戦相手のターン中に、少なくとも1回ずつ呪文を唱える。
《スクリブのレインジャー》あたりを《ティムールの剣歯虎》で。

・点数で見たマナ・コストが6以上の呪文を、それに関わる一切のコストを支払うことなく唱える。
クソofクソその2。踏み倒しキャストに限定しているせいで達成が困難。
しかもルール10が選ばれた場合打ち消し。舐めてんのか。

今回は《苔汁の橋》で対処。
《有毒の蘇生》でデッキトップを6以上の適当な呪文にして、《苔汁の橋》に吸い込んでキャスト。

・土地を 20 枚以上コントロールする。
追加土地セットを無限に回すことで達成できる。
今回はスタンダード枠との兼ね合いで《樹上の草食獣》にした。

・犬か猫かビーストを5体以上コントロールする。
《ティムールの剣歯虎》+《永遠の証人》で《内にいる獣》を無限に回す。他3人に奢ることも可能。

・土地カード以外で、スタンダードで使えるパーマネントを6つ以上コントロールする。
クソofクソその3。ノイズ混入不可避。
比較的マシにした今回の面子はこちら。
《樹上の草食獣》《エルフの開墾者》《漁る軟泥》《迷える探求者、梓》《激情の共感者》《ケンリスの変身》

・土地カード以外で、Foil 仕様のパーマネントを7つ以上コントロールする。
ゲーム内容と1ミリも関係ない。誰だよこんなの考えたのは。
デッキがある程度光っていれば自動的に達成できるし、そうでなければ絶対に不可。

・アーティファクト/クリーチャー/エンチャント/土地/プレインズウォーカーを1体ずつコントロールする。
PW以外は自然に達成可能。PWは《野生語りのガラク》にしました。


以上、若干構築を歪めたイーサーンで実績コンプ可能です。
何度かこのルールで遊びましたが、無限ループを経由せずに7つ以上達成するのは非常に難しいと思われます。
追加ルールで半端にコンボを縛っておいてこの実績では目的地が迷子ですね。素直に解釈すると「生物系無限コンボ決めろ」となります。

もう一つ問題があって、無限後に複数達成する場合、実質の決着後に実績解除ステップが挟まって非常にテンポが悪くなります。
負けた側からすれば目の前で延々と勝ち語りされている状態になるわけで、あまり愉快なものでもないと思われます。

コンセプトは理解できるだけに、実装のガバが非常に惜しいですね。
実績は達成こそ難しくないが実行は苦行でしかなく、追加ルールは本当に止めるべきところが止まらず中間層に直撃しています。
最上位の瞬殺コンボであるところのデモコンオラクルと《食物連鎖》はノータッチ、イナーラもこのくらいの墓地対策は始動マナを若干増やせば攻略できますね。
本当にコンボ止めるならチェインコンボ対策と山札消しとばし対策は必須ですね。
《減衰球》のようなコスト増加と「墓地か追放領域にカードが置かれるたび1点ルーズ」があればいいのかな。
マストアタック二つも積んだりPWに瞬速付与とかどうでもいいの入れてる場合じゃないよ。
次回があるならもうちょっと頑張ってほしいとこですね。おわり。

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